ネオマーケティングが運営する、石垣マーケティングラボ・なはラボはこのほど、「移住」をテーマにしたインターネットリサーチの結果を発表した。同調査は4日~5日の2日間、国内で移住をしたい・移住が決まっている、20歳~64歳の男女400人を対象として行ったもの。
移住の理由は「静かにのんびり暮らしたい」
「移住の意思」について聞いたところ、1.6%が「移住することが決まっている」、8.8%が「いつかしようと思っている」、20.9%が「したいとは思っているが、具体的には考えていない」と回答した。
これを受け、「することが決まっている」「いつかしようと思っている」「したいとは思っているが、具体的には考えていない」と回答した人に「移住しようと思っている、または決まっている地域」を聞いたところ、最も多い回答は「沖縄地方」(28.0%)だった。「北海道」は15.3%で4位となり、2位には「関東」(18.5%)、3位には「中部・北陸」(18.3%)が着けた。
「移住をしたいと思った理由」を聞いたところ、全体では「静かにのんびり過ごしたいから」39.8%で最多だった。性別で見てみると、男性が44.0%、女性が35.5%と男性が多かった。また、「景色や環境のよいところで生活したいから」や「田舎の広い家での暮らしを楽しみたいから」なども女性よりも男性が多く回答した。対して「今とは違う環境で暮らしたかったから」という項目は、女性が男性よりも多く回答した。
「移住先を選定するにあたっての条件」については、「居住地の確保がし易いこと」が47.8%で1位。以下「物価が安いこと」(42.0%)、「病院や公共施設が充実していること」(41.0%)が続いた。また「IT環境が充実していること」以外の項目で、男性よりも女性が多く回答しており、女性は移住先を選定するにあたり多くの条件をもっていることがうかがえた。