福岡市動物園はこのほど、同園公式ブログにて、ツシマヤマネコの赤ちゃん3頭の成長を伝える投稿を行った。
ツシマヤマネコの赤ちゃん3頭が、スクスクと成長中
ツシマヤマネコの赤ちゃんは4月13日生まれ。3頭ともスクスクと成長している。
6月5日の投稿では、寝室内の巣箱から外の放飼場へ出るようになった赤ちゃんたちの様子が伺える。子ネコが外に出はじめた頃は母ネコの警戒心が強く、飼育員が母ネコにエサを与えるのもひと苦労となる。普段は大人しい性格の母ネコ「もも」だが、子育て中は豹変し、すごい迫力で飼育員を威嚇し、ほうきでガードしないと餌をやることができない。現在では子ネコが外に出ることに慣れたのか、これほど威嚇をしてくることはなくなったが、子を守ろうとする母ネコの姿には毎回感動するという。
6月6日には、母ネコ「もも」はあいわらず子育てに奮闘中ながら、子ネコたちは母ネコの苦労を知ってか知らずか、3頭で無邪気に遊んでいる姿が伝えられた。お互いの尻尾や顔に咬み付いたり、取っ組み合いをしたり元気な様子。最近は母ネコに与えている馬肉や鶏肉などの餌に興味を持ち始め、少しずつ食べているという。
なお現在、ツシマヤマネコの赤ちゃん(親子)は非公開で、公開しているツシマヤマネコは、「ごくう」1頭のみとなる。