JR北海道は札幌~富良野間の臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」について、7月18~20日は混雑緩和を図るため、一部列車の車種をリゾート車両から一般特急車両に変更すると発表した。
「フラノラベンダーエクスプレス」は札幌~富良野間を乗換えなしで結ぶ夏の臨時特急列車。「ノースレインボーエクスプレス」「クリスタルエクスプレス」といったリゾート車両を使用し、土休日や夏休み時期などを中心に1日2~4本運転している。
富良野地区のラベンダー最盛期に当たる7月18~20日は混雑が予想されることから、1号(札幌駅7時55分発富良野行)・4号(富良野駅17時36分発札幌行)の車両を「クリスタルエクスプレス」車両(キハ183系)4両編成からキハ183系一般特急車両5両編成に変更。これにより、座席数は指定席164席・自由席104席の計268席となり、「クリスタルエクスプレス」車両より100席以上増える見込み。
車両変更にともない、7月18~20日の「フラノラベンダーエクスプレス1・4号」に多目的室(「クリスタルエクスプレス」車両の3号車に設置)はなく、客室乗務員による車内販売も行わないとのこと。