NHKBSプレミアムの連続ドラマ『本棚食堂』の試写会が24日、東京・渋谷区のNHK放送センターで行われ、キャストの中村蒼、柄本時生、山下リオ、遊井亮子が出席した。
7月7日にスタートする同ドラマは、漫画や小説、エッセイに登場する料理を再現するグルメドラマ。2人組の少女漫画家・姫川ロザンナ(中村&柄本)は、原稿の締め切りに追われるたび、本の中に登場する料理を作り始める――というストーリーで、昨年8月に特集ドラマが放送されている。
主演の中村は、「前回に比べて品数も多く、美味しさもパワーアップしてる。料理の美味しさを感じるというメッセージが込められてる」と自信を持ってアピール。また、共演が多い"相方"の柄本に、「意外とユルい子。本番前に急に『ボックス踏んで!』って言ってきたり、僕のシーンで変顔をしてきたり」と暴露されると、「はっちゃけ過ぎてちょっと反省。現場が楽しくてやっちゃう」とニヤけていた。
一方、2人のアシスタント・梅ちゃん役の山下は、「蒼くんがますます自由になっててスゴい(笑)。撮影の合間には、遊井さんが柄本さんにキレたりしてる。そんな雰囲気が映像に出ていると思う」と現場の様子を紹介。劇中で2人を叱咤する“鬼編集者”桜田美希を演じた遊井は、「柄本くんが私の年齢を聞いた瞬間に固まってて。その怒りを芝居の中に盛り込ませて頂いた」とエピソードを披露すると、柄本は、「遊井さんにめっちゃイジメられて楽しかった」と含み笑いしていた。