旅行情報サイト「Travelzoo(トラベルズー)」を運営するトラベルズー・ジャパンはこのほど、温泉ソムリエの資格を持つ"Deal Expert"が選んだ「夏でも楽しめる温泉5選」を発表した。
今回選ばれたのは、「万座温泉 万座プリンスホテル」(群馬県)、「岩間温泉 山崎旅館」(石川県)、「神津島 温泉保養センター」(東京都)、「和歌山県 川湯温泉」(和歌山県)、「下部温泉 くつろぎの宿 裕貴屋」(山梨県)の5施設。
群馬県の「万座温泉 万座プリンスホテル」は海抜1,800mの場所にあり、上信越高原国立公園内に位置する高山温泉郷となる。夏の日中でも気温が25℃以上になることはほとんどなく、露天風呂からは万座の山々の絶景を楽しめるという。
石川県の「岩間温泉 山崎旅館」は、日本三名山・白山のふもとにあり、世界遺産の白川郷につながる「白山白川郷ホワイトロード(旧・白山スーパー林道)」のそばに位置する。豪雪地帯のため、冬季は林道とともに閉鎖されるので、夏限定での営業。今年の営業は8月~11月上旬を予定している。
東京都の「神津島 温泉保養センター」は、内湯もある日帰り温泉施設。夏には海の絶景を見ながら入浴できる露天風呂が限定オープンし、海水浴後の利用者も多いとのこと。夕暮れ時には、太陽が水平線に沈む様子も見ることができるという。なお、露天風呂では水着着用が必須。
和歌山県の「和歌山県 川湯温泉」は、世界遺産の熊野古道のすぐ近くにある熊野本宮温泉郷の1つ。河原を掘るとお湯が湧き出てくる温泉となっており、好みの温度の風呂を作れるのが特徴。夏は、高野山・熊野古道観光と共に川遊びをしながら温泉を楽しめるという。
山梨県の「下部温泉 くつろぎの宿 裕貴屋」は、日本の名湯百選に選ばれている。戦国武将の武田信玄が川中島の戦いで受けた傷を癒やしたとも伝えられている、歴史ある名湯とのこと。2種類ある源泉のうち1つは28℃~30℃前後のぬる湯となっており、夏でもプール感覚で温泉を楽しめるという。