京成電鉄は京成押上線(押上駅~八広間)連続立体交差事業に関して、8月21日終電後に下り線の高架切替工事を行い、翌22日始発から下り新線(高架橋)の使用を開始すると発表した。これにともない、京成曳舟駅下りホームも8月22日から高架化される。

下り線ホームが高架化される京成曳舟駅

京成押上線連続立体交差事業は、東京都、墨田区、京成電鉄の3者による事業として2008年8月に着工。2013年8月には上り線の高架化を完了している。今回の下り線切替えにより、上下線ともに高架化され、押上~八広間にある踏切6カ所が廃止される。下り線高架化により、京成曳舟駅は上り線と同様、下り線も3階がホーム、2階が改札口となる。

なお、荒天などの理由で21日終電後に工事ができなかった場合、翌22日終電後に工事を延期し、23日始発から使用開始となる。下り線高架切替え後も引き続き、駅舎の残工事と仮下り線の撤去工事を行い、2016年度末の事業完了をめざす。