6月15日~6月21日までの1週間に発表された、PC関連の注目ニュースをダイジェストでお届けする。
先週は16日(米国時間)、米AMDが"Fiji"の開発コード名で知られていた次世代GPU「Radeon R9 Fury」シリーズを発表した。ビデオメモリに広帯域メモリHBM(High Bandwidth Memory)を採用した初の製品。DRAMダイを積層し、GPUと同一のパッケージに収めることで、GDDR5メモリと比較して、電力当たりの性能は3倍に向上するほか、実装面積を大幅に削減することができる。
ラインナップは4種類。液冷の「Radeon R9 Fury X」は6月24日、空冷の「Radeon R9 Fury」は7月14日、6インチの短尺モデル「Radeon R9 Nano」は2015年夏、デュアルGPUモデル(名称不明)は2015年秋に投入される予定だ。
また、20日にはアップルが初代「iPad mini」の販売終了を発表。これにより、アップルストアのラインナップはすべてRetinaディスプレイ搭載機種になった。一方、Amazonの「Kindle Paperwhite」やマウスコンピューターの「MADOSMA」など、新しいタブレット・スマートフォンも登場した週となった。
さて、IT見本市「COMPUTEX TAIPEI 2015」が終了してはや2週間強。先週はライター山田祥平氏によるCOMPUTEX 2015の振り返り記事、そして大塚実氏による毎年恒例お姉さん特集を掲載した。気になる方は、ぜひご一読頂きたい。