日本生命保険相互会社は6月15日、「結婚」に関するアンケート調査結果を発表した。調査は4月1日~30日、同社の「ずっともっとサービス」のサンクスマイルメニューアンケートへの訪問者20,438人(男性10,868人、女性9,570人)を対象にインターネットで行われた。

結婚にかかる費用は?

(既婚)「結婚にかけた費用(婚約、挙式、披露宴、新婚旅行などの合計値)はいくらですか?」、(独身)「結婚する際に、どのくらいの費用をかけますか?」

既婚者に「結婚にかけた費用(婚約、挙式、披露宴、新婚旅行などの合計値)はいくらですか?」、独身者に「結婚する際に、どのくらいの費用をかけますか?」と聞いたところ、ともに「100万円以上300万円未満」が最多の回答だった。

次いで、既婚では「300万円以上500万円未満」、独身では「50万円未満」が続く。「100万円未満」と回答した割合は、独身が既婚を大きく上回る結果となった。

結婚したら家計の管理は誰がする?

(既婚)「家計の管理は誰がしていますか?」、(独身)「結婚したら家計の管理は誰がした方がいいと思いますか?」

既婚者に「家計の管理は誰がしていますか?」、独身者に「結婚したら家計の管理は誰がした方がいいと思いますか?」と聞くと、既婚では「妻が管理」、独身では「共同で管理」が最多となった。独身の内訳を見ると、男性は「共同で管理」、女性は「妻が管理」が最多だった。

円滑な夫婦生活に必要なもの

(既婚)「円滑な結婚生活に必要なものは何ですか?」、(独身)「円滑な結婚生活に必要なものは何だと思いますか?」

既婚者に「円滑な結婚生活に必要なものは何ですか?」、独身者に「円滑な結婚生活に必要なものは何だと思いますか?」と聞いた質問では、既婚・独身ともに「思いやり」「経済力」「我慢・忍耐」が上位を占めた。

既婚が独身を多く上回った項目は、「思いやり」「我慢・忍耐」「子ども」。「家事の分担」の内訳を見ると、既婚・独身ともに年齢が若いほど割合が高い結果となった。

夫婦の就業状況は?

(既婚)「現在の夫婦の就業状況は?」、(独身)「結婚したら夫婦の就業状況はどうしたいですか?」

既婚者に「現在の夫婦の就業状況は?」、独身者に「結婚したら夫婦の就業状況はどうしたいですか?」と聞くと、既婚・独身ともに「共働き(パート含む)」がトップとなったが、割合は独身が既婚を大きく上回った。独身の内訳を見ると、年齢が若いほど「共働き(パート含む)」と選択した人の割合が高い結果となった。

将来、結婚したいと思う?

(独身)「将来、結婚したいと思いますか?」

独身者に「将来、結婚したいと思いますか?」と聞いたところ、「結婚したくない」「あまり結婚したくない」の回答者が全体の約1/4を占めた。男女別に見ると、女性は31.0%と男性の2倍近い割合となった。年代別では、30代以降から女性が男性を大きく上回る結果となった。

結婚したくない理由

(独身で「結婚したくない」「あまり結婚したくない」人)「結婚したくない理由は?」

「結婚したくない」「あまり結婚したくない」と回答した人に、「結婚したくない理由は?」と聞くと、「一人でいるのが好き」が男女ともに最多だった。

「結婚にプラスのイメージが持てない」は女性の30代~50代、「経済的な不安がある」は男性の30代以下が特に多い結果となり、男女間で大きな差が見られた。