熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【白熱ライブ ビビット】→【ビビット】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【直撃LIVE グッディ!】→【グッディ】と略表記します
6月15日(月)
■「坂上忍が恋人からの誕生日プレゼントを披露。結婚は?」【ビビット】
愛犬のフォトブックを発売し、記念イベントを行った坂上。「これが念願というか、思い残すことがないくらいうれしい!」と毒舌を封印し、満面の笑みを見せる。坂上が7匹の犬を飼っていることから記者が「ペットシッターさんを雇わないんですか?」と尋ねると、「シッターさんを雇えるほど余裕はないので……何かを盗られるのも嫌だし」とベビーシッター盗難騒動の神田うのに引っかけたのはさすが。
続いて、「彼女を犬にたとえると?」と聞かれた坂上は、「アフガン・ハウンド。細い顔のシュッとした感じでキレイですよ」と照れずに即答。誕生日を迎えたばかりであり、彼女からのプレゼントを尋ねられると、「最近、自腹で払わされる仕事が多くて、その度に財布をテレビに出してたんですよ。彼女がそれを見かけたらしくて、『もうちょっといい財布にしようか』と言われていただきました」と正直に話した。さらに記者が「よく気が利く方ですね。けじめはつけた方がいいですよ」とツッコミを入れると、「(いつもの発言が)出た! 出た! ……(結婚は)なかなかその気になれないですね」とやはり煮え切らない返事。忙しくて考えられないのかもしれないが、だからこそ彼女のホンネはいかに。
■「アイドルがイベント中にリストカット。理由は恋愛のもつれ」【ビビット】
13日に秋葉原で行われたアイドルイベントで、何とアイドルがリスカットをしたという。そのアイドルは、5人組地下アイドル「エンタの時間」の白石さくら。ステージ終了後にファンと物販コーナーでコミュニケーションを取っていたときに、会場内のトイレへ行き左手首を切ったらしい。何とも不可解な事件だが、その原因は「交際中の男性とのケンカ」とアイドルらしからぬものだった。
すぐにスタッフが病院へ連れていき事なきを得たが、白石はツイッターで「こんばんは! 会場でリスカして今日付で事務所解雇になりました。理由くだらなくて冷静になったら本当に馬鹿だなあと思うけど、約2年間楽しい事ばかりではないけどまとめたら楽しかったです!」「お騒がせしましてごめんなさい。8針縫いましたが―」などとコメント。白石はまだ20歳だけに、妙な明るさが逆に怖さを感じる。過去にもリストカット後の画像をSNSにアップするなど問題行動を繰り返していたようで、解雇も仕方なしか。
6月16日(火)
■「愛之助と紀香の熱愛に親友・はるな愛『つき合ってほしい』」【スッキリ】
アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2015』のレッドカーペットに登場した藤原紀香。先月報じられた片岡愛之助との熱愛報道後、初の公の場となるだけに注目が集まった。記者たちから「新しい恋も順調ですか?」「熊切さんに一言!」などの声が飛んだが紀香は無言。しかし、去り際に笑顔で「バイバ~イ!」と手を振る余裕を見せた。
タイミングがいいことに火曜レギュラーのはるな愛は、紀香の親友。加藤浩次から「何か聞いてます?」と聞かれたはるなは、「紀香さんも愛之助さんもよく知っている友だち。紀香さんの家には酸素カプセルとか、インナーマッスルを鍛える大きな機械があって、俳優さんとか女優さんとか、みんなジムみたいに行っているんですよ。だから撮られたことに驚いています。関西人同士でお似合いだし、『つき合ってほしい』という気持ちですね」とコメントした。ともに「友人」と話し、交際を否定しているだけに余計なおせっかいか。
■「あの大林素子が超個性派ロッカーと熱愛か!?」【ビビット】
「結婚できない女性芸能人1位」という本人にとってはうれしくない座に輝いたこともある大林。2012年には淡路島の旅館御曹司との熱愛報道があり、多くの人から応援のエールが送られたが、翌年に破局していた。
今回の報道は「異色歌手と六本木の夜!」。その相手は90年代のバンドブームで活躍した「カブキロックス」の氏神一番。48歳の大林より7歳年上の55歳で、2人は六本木のカフェでデートを楽しみ、大林は氏神からプレゼントを渡されて照れ笑いを浮かべていたという。
氏神はかつてラジオ番組で「好きなタイプは大林」と公言していたが、所属事務所は「良いお友だちで1~2カ月に一度、友人と一緒に食事に行ったりする仲だと聞いています」と報道を否定。先に氏神サイドのコメントが出たことで、大林がまるで振られたような印象になっているのがちょっとかわいそう。
6月17日(水)
■「熊切あさ美が愛之助に大反論! あまりの態度に愛情が冷めた」【ミヤネ】
片岡愛之助との破局騒動で渦中の熊切が、堀江貴文が司会を務めるニコニコ生放送の番組に出演。堀江から話を振られた熊切は、「いくら私でも別れ話が出ていれば分かる」と愛之助のコメントを真っ向否定した。さらに、「(愛之助と藤原紀香の週刊誌報道まで)普通にメールしてたし」「お互いに『結婚したいね』っていう話は出ていたんで、(気持ちが)一方的なことではないと思うんですよ。『そのために(仕事を)頑張ろう』みたいな」とコメント。よどみなく言葉がどんどん出てくるのは、真実だからなのか。
また、6月初旬、熊切の留守中に愛之助が荷物を引き上げていたこと、愛之助が熊切の母とLINEでやり取りしていたことも明らかになった。これがこたえたのか熊切は、「私が好きだった彼は守ってくれる人だったのに、週刊誌に出たことによって、自分を守ることしか考えていないというか、有利なことを言っている姿を見て、尊敬している部分がなくなってしまって」と愛情が冷めたことをアピール。番組の最後には、なぜか「新しい熊切あさ美として踏み出してもらうために」という理由で、熊切は生放送でメイクを落としはじめ、スッピンにさせられていた。真相がどうこうより、芸能活動の方がかなり心配だ。
■「鈴木京香と長谷川博己が究極の隠れ家リゾートへ婚前旅行」【ミヤネ】
2011年10月の熱愛報道から4年弱。長谷川が京香の自宅に行ったり、沖縄旅行をしたり、さらには同棲・結婚報道も出ていたものの、けっきょく動きはなかった2人。
今回の報道は、南国リゾートへの婚前旅行であり、行き先は日本から航空機で約2時間、南太平洋に浮かぶ人口4500人のタハア島。世界中のセレブが訪れ、隠れ家としての評判も高いビーチリゾートだ。2人は水上バンガローの部屋に宿泊し、日本人観光客に気づかれても堂々と歩き、あいさつもしていたという。すでに生活をともにしている上に、京香47歳、長谷川38歳という年齢から、「事実婚のつもりかも」なんて声も出ていたが、近い将来ファンへの報告があるかもしれない。
6月18日(木)
■「榎木孝明が衝撃の不食生活を明かす。『お腹がすかない』」【ビビット】
「絶食とか断食はそのために修業をして頑張って、体重を減らす感覚があるのかもしれないのですが、(不食は)『いらない』と思うことで意識が変わってくるから全然頑張ってないんです」と話した榎木。先月20日から約30日間、水、コーヒー、お茶、糖分や塩分を補うアメ以外を摂取しない“不食”を続けているという。
体重は80.5kgから71kgに減ったようだが、そもそもなぜ不食をはじめたのか? 榎木は「もしかしたら人間食べなくても生きていけるかもしれませんけれども、自分でそういう意識がどう変わるか試してみたかった」「目の前で食事のおいしそうなにおいがしても、『これ食べたい』とまでは思わない。一回も空腹感がないんですよ」「オナラはよく出ますが、無臭です」と常識を覆す発言のオンパレード。終始、笑顔で話していたこともあって、「何かの宗教?」なんて質問が出たのも無理はないが、最後は「たまたま私はこうやって30日間やり通しましたけれども、決してマネしないでください」と冷静に話した。
榎木は18日17時に不食を終え、スープとサラダを食べ、翌々日には食リポの仕事をするらしい。現在59歳だけに、体重や仕事よりも健康状態の変化が気になってしまう。
■「ゴマキ、波乱万丈のプライベートを乗り越え、ママになる」【ビビット】
後藤真希がブログで第1子妊娠を発表した。「私事ではありますが、この度、新しい命を授かることができました。今は無事に安定期に入り、すくすくと私のお腹の中で育っています。母子手帳を手にした時、とても幸せを感じることができました。いつも応援して支えてくださる皆様や、家族、友人、関係者の皆様に感謝し、この大事な命を守っていきたいと思っています。お仕事につきましては、体調に気遣い、出来る限り頑張りたいと思っていますので、どうか、あたたかく見守っていて下さいますようお願い致します!」とコメント。現在妊娠4カ月で冬にも出産予定という。
1999年に13歳でモーニング娘。に加入してから華々しい活躍の一方で、プライベートでは波乱続きだった。2007年には実弟が逮捕、2010年には母親が転落死。そして活動休止の道を選び、表舞台から姿を消す。しかし、2014年に芸能界復帰を果たすと、7月には3歳年下の地元友人男性と結婚。今年2月には挙式・披露宴を行うなど、幸せな姿を見せていた。モー娘OGでは、石黒彩、市井紗耶香、中澤裕子、辻希美、加護亜依、飯田圭織、藤本美貴に続き8人目のママになる。
6月19日(金)
■「ピース・又吉が芥川賞の候補に。今度こそ快挙なるか」【スッキリ】
「第153回芥川賞」の候補作が発表され、ピース・又吉直樹の『火花』がノミネートされた。80年の歴史を持ち、純文学が対象となる芥川賞に、芸人の作品がノミネートされるのは異例中の異例。受賞作の選考会は7月16日に行われ、5作の中から選ばれる。
『火花』は3月の発売からすでに42万部を売り上げる大ヒット。同じく純文学が対象の「第28回三島由紀夫賞」にもノミネートされ、わずか1票差で受賞を逃しただけに期待が集まっている。加藤浩次は、後輩の快挙に「もう文豪っぽさ出てきてるもんね」と手放しでホメていた。
■「南明奈が濱口優のプロポーズを断った理由。年内婚はある?」【スッキリ】
キャットフードの発売イベントに登場した南明奈。記者たちの質問は当然、交際中のよゐこ・濱口優の話題に集中する。先日、濱口がテレビ番組でプロポーズして断られたことを明かしていたが、記者からこれを聞かれた南は「あっ、でもホントにほんのりです。そんな指輪を渡されてって、いうしっかりのプロポーズではないので」と認めた。ただ、「お互い結婚に向かって歩いてはいるんですけど、私がやっぱり『まだかな』というのがあるので」と結婚の意志はあるようだ。
さらに記者から「年内(結婚)はない?」とツッコまれた南は、「未来のことなので100%とは言えないんですけど、私的には『今年はまだかな』って思ってます」とやんわり否定。結婚は「私がやりたいことをやったら」とのこと。南はまだ26歳であり、43歳の濱口とは温度差があるのかもしれない。
早いもので今年の上半期もあと10日あまり。4月にスタート&リニューアルしたワイドショーにも、さまざまな動きが生まれはじめている。
新番組の『ビビット』は、芸能色をやや弱めつつ「白熱ライブ」らしいトークバトルに注力。コメントの自由度が高く、名言も失言も生まれそうなムードがある。『グッディ』は、会見や事件現場からの生放送を重視。番組のトーンも含め、差別化への試行錯誤を繰り返しているが、まだ迷いが見られる。リニューアルした『スッキリ』は、新コメンテーターたちが落ち着きを見せはじめ、ビジュアルも洗練されてきた。ただ、テリー伊藤がいなくなり、アクセントがなくなってしまったままなのが気になる。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。