エン・ジャパンは、同社が運営する『エン転職』のサイトユーザー3,026名に「転職活動時に見た良い面接・悪い面接」について調査を実施した。調査期間は5月9日~16日。
「面接官の印象が悪い」が1位に
面接を受けて「この会社は入社したくない」と思ったことはあるか尋ねたところ、84%が「入社したくないと思ったことがある」と回答した。
理由としてもっとも多かったのは、「面接官の人柄・印象が悪かった」(74%)だった。「面接官のやる気を感じなかった」「(面接官の)威圧的態度)」などが挙げられ、株のデイトレードや食事をしながら面接する面接官もいたという。
また、「家族構成やこれまでつきあってきた人のことなど個人情報を全て聞かれた」という人や、正社員希望なのに、子どもがいるとわかると「パートにしたら」など就職差別につながる対応をされた、というコメントもあった。「履歴書の写真ほど若く見えない」など、セクハラ発言をされたという人の声も寄せられている。
そのほか、「選考内容と求人情報が異なる」「(面接官の)一方的な話ばかり。こちらへの質問はしないのにすぐに採用で不安になった」など、疑問を感じる対応をされた、というコメントも見られた。