実は、毎月21日は「漬物の日」です。漬物は昔から日本に伝わる保存食で、記念日の存在なんて気にしたこともない人が多いと思いますが、最近では漬物に関する大会も開催されるなど、盛り上がりを見せている地域もあるようです。

漬物の日ってどんな日?

漬物の発祥は、名古屋市にある萱津 (かやつ) 神社です。その昔、毎年秋頃になると豊穣 (ほうじょう) を感謝した村人がこの萱津神社に野菜を備えていました。しかし、備えた野菜が腐っていくのを見た村人の一人が、共に備えられていた塩と一緒に壺に入れたところ、野菜が腐らず、いつでも食べられるようになりました。この塩漬けが漬物の起源だとされています。

この腐らない不思議な食べ物は、神様からの贈り物として人々に喜ばれました。このことを感謝し、萱津神社では毎年8月21日に「香の物祭り」が行われるようになったのです。この伝説にあやかって、毎月21日が「漬物の日」と定められました。

漬物の大会って何?

漬物の日に開催されるわけではありませんが、「T-1グランプリ」という漬物のイベントが2010年から毎年行われています。全国の地区予選を経てグランプリ大会が開催され、日本一の漬物名人を決めるとか。決勝戦では、実際の漬物を来場者が試食して投票を行うという来場者参加型イベントになっており、人気を博しているようです。

ちなみに6月21日は「漬物の日」のほかに、以下のような記念日にもなってます。

・スナック(菓子)の日
・がん支えあいの日
など

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