整体師の大山奏です。これからの時期、運動を思いっきりするのが楽しくなってきますよね。ジメジメとした暑さのときには、ちょっと激しい運動で汗を流すと気持ちよいです。水分補給などを忘れないようにしながら、無理のない範囲でトレーニングを続けていきましょう。

今回は、体幹を維持しながら股関節の可動域を広げるトレーニングをご紹介します。

四つんばいで、片脚を後ろに伸ばした状態からスタートします。膝を曲げ、身体の内側と外側に交互に動かします。

最初の姿勢

膝の高さを変えずに内側・外側に動かす

最初は鏡などを見ながら、自分の足が床と水平になる位置を確認しながら行うといいでしょう。写真では少し分かりにくいかもしれませんが、膝を曲げた状態から膝を反対の脚の方に動かします。

しっかりと内側に動かしたら、続けて膝の高さを変えないように注意しながら外側に開きます。スピードはいらないので、しっかりと股関節を動かすことを意識してください。

膝を曲げて内側に

膝を水平に保ったまま外側に

膝が低くなるのはNG

ポイントは、脚以外の部分を動かさないことです。はじめに四つんばいになったとき、しっかりと自分の重心を確認してください。そこから、床と水平になるように片脚を伸ばします。

膝を曲げた状態から脚を動かすときには、膝の高さがなるべく変わらないようにしましょう。外側に開くときには少し低くなる可能性がありますが、なるべく床と水平を保ちます。膝が低くなってしまわないよう注意が必要です。

膝が下に下がっているのはNG

片脚10回を左右交互に2セットからスタート

内側・外側と動かすのを1回と考えて、片脚10回を左右交互に2セットずつから行ってみるといいでしょう。運動強度を上げたい場合は、足首にアンクルなどの重りをつけたり、回数を増やしたりする方法があります。

身体の柔らかさは、運動のパフォーマンスに影響を与えます。ストレッチなどで身体を柔らかくすることも重要ですし、大きな関節周りを大きく動かすことも大切です。

筋肉をつけることで、身体を守ることもできます。さらに関節の柔軟性を高めておくことで、けがをしにくい身体を作って充実したトレーニングの日々を送りましょう。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。