ペアリングしているiPhoneに電話がかかってくると、Apple Watchの画面に通知が表示され、手首に振動も感じます。iPhoneがバッグなどに入っていても着信に気づきやすくて便利です。ここでは、Apple Watchで電話に出たり、テキストメッセージを返したりする方法を紹介します。なお、本稿ではソフトバンク契約のiPhoneとペアリングしたApple Watchを使用しています。
電話がかかってきたら
iPhoneに電話がかかってくると、Apple Watchの画面に発信元の名前と、赤と緑のボタンが表示されます。Apple Watchで電話に出るなら緑のボタンをタップします。すると、Apple Watchのスピーカーとマイクで通話をすることができます。マイクとスピーカーは、デジタルクラウンの反対の側面にあります。電話に出られない状況なら、赤いボタンをタップします。発信者側は留守番電話サービスに転送されます。
会議中や電車の中など、着信音が鳴り続けると困る場面もありますね。そのようなときはApple Watchを手で覆います。画面全体に手のひらを軽く当てて、少し待つ感じです。するとApple WatchもiPhoneも鳴り止みます。ただし着信が切れたわけではなく、Apple WatchでもiPhoneでも電話に出ることができます。
この操作をすると、このときだけ音が消えるのではなく、Apple Watchが消音モードになります。必要に応じて、あとからグランス(文字盤が表示されているときに、下から上へスワイプすると表示される画面)でモードを切り替えましょう。
また、手で覆う操作をしても消音にならない場合は、設定を確認してください。iPhoneの「Apple Watch」アプリの「サウンドと振動」で、「カバーして消音」をオンにします。