タイガー魔法瓶は6月19日、「圧力IH炊飯ジャー<炊きたて>」の新モデルとして、「JPB-G1」シリーズを発表した。発売は7月21日。価格はオープンで、推定市場価格は5.5合炊きの「JBP-G101」が65,000円前後、1升炊きの「JPB-G181」が68,000円前後だ(いずれも税別)。
JPB-G1シリーズは、6月21日に発売される「JPX-A1」シリーズや「JKX-V1」シリーズと同様、「麦めし」メニューを新しく搭載したIH炊飯器。白米に大麦を加えた麦めしを炊く際、大麦の特性に合わせたプログラムでニオイを抑制しながら炊飯する。「麦1割」のみならず「麦3割」もおいしく炊けるという。麦3割用と麦1割用の計量カップがそれぞれ付属するほか、内釜には麦めしコース専用の水位線を設けた。
内釜には「11層遠赤特厚釜」(特厚3mm)を採用。釜底の熱をすばやく全体に伝えることによって、炊きムラを抑える。釜の内側と内ぶたには「遠赤土鍋コーティング」が施して遠赤効果を高めた。底面は細かい凹凸のある「土鍋対流仕上げ」で、土鍋のように細やかな泡立ちでの沸騰を実現。釜の外側には、蓄熱性を高める熱封中空ガラスビーズを練り込んでいる。
大小2つの圧力ボールで1.25気圧の加圧と1.05気圧の減圧をコントロールする「可変W圧力炊き」を採用。炊飯時に加圧、炊きあげ直後に減圧することで、ご飯のねばりと弾力を引き出す。
どこから見ても美しいフォルムをコンセプトとする「360°デザイン」を採用。背面の出っ張りをなくして、すっきりした形状に仕上げている。
サイズと質量は、JBP-G101がW256×D302×H231mm/5.4kg、JPB-G181がW279×D329×H262mm/6.5kgだ。炊飯容量はJBP-G101が0.18L~1.0L(1合~5.5合)、JBP-G181が0.36L~1.8L(2合~1升)。最大消費電力はJBP-G101が1,200W、JBP-G181が1,350Wだ。カラーはクールホワイトとアーバンオレンジ、ブルーブラックの3色。
また、「5層遠赤特厚釜」(特厚3mm)を採用した「圧力IH炊飯ジャー<炊きたて>」の新モデル「JPB-H1」シリーズも同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は5.5合炊きの「JPB-H101」が45,000円前後、1升炊きの「JPB-H181」が48,000円前後(いずれも税別)。