象印マホービンは6月18日、マットとホース不要のふとん乾燥機「スマートドライ」の新製品「RF-AB20」を発表した。「低温あたため」コースを搭載する。発売は8月1日。価格はオープンで、推定市場価格は17,800円前後だ(税別)。
スマートドライは、2012年に象印マホービンが初めて発売した、マットとホースを使わないふとん乾燥機。今回発表された新機種のRF-AB20は、布団の中に本機をセットしてスイッチを入れるだけという操作はそのままに、ユーザーの要望に応える機能を強化した。
従来機では睡眠前にセットすることで、布団がふっくらと温かくなる「あたため」コースを搭載していたが、より人肌に近い温度になる「低温あたため」コースを追加。仕上がり直後の布団が熱すぎず、あたため直後に快適に眠れるとしている。乾燥機能にも「低温乾燥」を搭載した。
また、「エココース」は従来機で20%の節電を実現していたが、フローを見直したことによって、30%の節電を実現した。そのほか、「アレル物質抑制フィルター」を新たに採用し、ダニの死がいや花粉などのアレルギー物質を抑制できる。
安全面に配慮した設計を踏襲。本体の操作部分が掛け布団で覆われた際にブザーで警告する「ふとん検知センサー」を搭載するほか、大人が誤って踏んでも耐えうる鋼板部品でヒーター部分をカバーしている。
コードバスケット含む本体サイズはW33.5×D13×H35cm、重量は4.1kg。電源コード長は2.6m。消費電力(50Hz/60Hz)は655W/645W。ふとん乾燥時の運転音は約46dB。