金融庁は17日、預金口座開設の勧誘に関する注意喚起を発表した。これによると、国内に拠点のない外国の銀行の預金口座開設の勧誘・取次ぎを行う事例が見受けられるという。

口座開設資金を搾取する詐欺の可能性

金融庁によると日本に拠点のない外国に実在する銀行名が記載されたパンフレット等を用い、高金利預金の口座開設を勧誘する事例があるという。銀行ではない業者が、日本に拠点のない外国の銀行の預金口座開設の勧誘・取次ぎを行うことは禁止されている。金融庁は、「手数料や預金口座開設資金を詐取する詐欺である可能性が極めて高いため、くれぐれも注意してほしい」と注意を促している。

預金の勧誘に関して、少しでも不審に思った場合、金融サービス利用者相談室に相談することができる。利用時間は平日10時~17時となっている。詳しくはこちら