三井住友フィナンシャルグループはこのたび、2014年12月25日の発表のとおり、SMBC信託銀行(以下SMBC信託)によるシティバンク銀行のリテールバンク事業取得について、関係当局の許認可などが得られることを前提として、2015年11月1日(予定)の統合日に向けて統合準備を進めており、統合日以降、SMBC信託は、シティバンク銀行から取得するリテールバンク事業を、新たなブランド「PRESTIA(プレスティア)」として展開すると発表した。
新ブランド「PRESTIA(プレスティア)」創設
SMBC信託は、シティバンク銀行がこれまで培ってきたリテールバンク事業の独自性を維持し、SMBC信託の既存の商品・サービスと明確に区別するため、統合日以降、新たなブランド「PRESTIA」として同事業を展開するという。具体的には、承継事業に関する商品・サービス、店舗などに統一ブランドを冠することによって、顧客にわかりやすく、安心してサービスを利用できるようにするとしている。
「PRESTIA」というブランドネームは"Prestige"(名声、威信、一流などの意)を由来としているという。SMBC信託が、統合後も引き続き顧客から高い評価をもらえるよう、グローバルでプレミアムな商品・サービスを専門のスキルを有する担当者を通じて提供していくという決意を、「PRESTIA」というブランドに込めているとしている。
「PRESTIA」による商品・サービス提供
「PRESTIA」は、日本国内のほか海外でも利用可能なキャッシュカード、豊富な外貨運用商品ラインナップ、取引量・口座残高に応じた優遇サービスなど、シティバンク銀行の独自性の高い商品・サービスを、しっかりと承継するとしている。また、シティグループとの包括的な契約締結により、グローバルな商品・サービスも引き続き提供するとしている。
現「Citigold(シティゴールド)」は「PRESTIA GOLD(プレスティアゴールド)」、現「Citibank Online(シティバンクオンライン)」は「PRESTIA Online(プレスティアオンライン)」といったように、承継する事業に関する商品・サービス・店舗などに、統一的なブランド名称を冠することによって、顧客にとって分かりやすく安心して利用してもらえるようにするとしている。
さらに、SMBCおよびグループ各社との連携を強化して、さらなる商品・サービスの向上に努めていくとしている。