オンキヨー&パイオニア イノベーションズは16日、個々の耳に合わせて最適なモデルを選択できるカスタムインイヤーモニター「IE-C1」「IE-C2」「IE-C3」の3モデルを発表した。注文者の耳を「採寸」し、ぴったりのイヤホンを作り上げる。7月下旬に発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)は59,800円前後から。
IE-C1
「IE-C1」は、同社が蓄積してきた音響技術のノウハウと、補聴器の技術を融合したカスタムメイドのインイヤーモニター。フルレンジのBAドライバ1基を搭載する。
本体カラーはレッド / マゼンタ / パープル / ブルー / グリーン / イエロー / オレンジ / ブロンズ / パールホワイト / メタリックブラック / ギャラクシー / ブラックの12色を用意。左右別々に色を選択できるほか、ケーブルカラーもブラック / ホワイト / レッドの3色から選べる。
用途に合わせて、3種類のラインナップを選択可能だ。密閉度が高く遮音性に優れた「プロミュージシャン向け」、通常のリスニングに最適な「スタンダード」、外の音が聞こえるように密閉度を下げた「スポーツ」が用意されている。
最新の3Dプリンタと熟練職人による成型により、装着しやすく外れにくい快適な装着感を提供。圧迫感も抑えている。出力音圧レベルは107dB/mW、インピーダンスは70Ω、ケーブルはMMCXタイプの接続コネクタを採用する着脱式で、ケーブル長は約1.2m。
IE-C2
「IE-C2」は、2Way2基のBAドライバを搭載するモデル。低域用と高域用のドライバによって広い音域を確保し、空気感まで再現するとしている。出力音圧レベルは115dB/mW。インピーダンスは75Ω。ラインナップやそのほかの仕様は「IE-C1」とほぼ共通。
IE-C3
「IE-C3」は、3Way3基のBAドライバを搭載するモデル。低域 / 中域 / 高域のドライバを配置し、幅広い帯域を使った豊かな臨場感を味わえる。出力音圧レベルは113dB/mW。インピーダンスは12Ω。ラインナップやそのほかの仕様は「IE-C1」とほぼ共通。