KEFジャパンは6月15日、オーバーヘッド型ヘッドホン「M500」に、新色のホワイトとブラックを追加すると発表した。M500のカラーは、これまでシルバーのみとなっていた。6月中旬の発売予定で、希望小売価格は35,000円(税別)。
M500は、KEFが初めてリリースしたヘッドホン。同社は50年以上の歴史を持つスピーカーメーカーで、M500は同社のスピーカーサウンドに近い音を再現した。
ネオジウムウムマグネットを使用したφ40mmドライバーを搭載。ボイスコイルにはCCAWを使用しており、自然な広域とパワフルな低域を実現している。フレームはアルミ製で、ヒンジ部分は、折り畳みと回転が可能な「Smart Hinge」だ。イヤーパッドとヘッドバンドには、通気性を持った形状記憶フォームを使用している。
再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、インピーダンスは320Ω。効率は103dB(1kHz)で、最大入力は30mWとなっている。ケーブルは、ストレートタイプと、iPhone/iPadなどに使用できるリモコンマイクを装備したタイプの2種類が付属している。長さはいずれも1.3mだ。本体の質量は208g。
M500は2013年5月に発表された製品。2013年のRed Dot Awardをはじめ、世界各地で開催されているデザイン賞を受賞している。