リンクスインターナショナルは12日、Antec製のフルタワー型PCケース「Antec Signature Series S10」を発表した。6月20日から発売し、店頭予想価格(税別)は79,800円前後。
両サイドにアルミニウム製フレンチドアパネルを搭載し、メンテナンス性に優れるフルタワー型PCケース。独自システムとなるスリーチャンバ設計を採用。ケース内部をフロントHDDチャンバ、ボトムPSUチャンバ、メインMBチャンバの3エリアで構成しており、エリアごとに最適なエアフローを作りだす。
標準搭載ファンは、フロントHDDチャンバ底面に120mm×1基、メインMBチャンバ背面に120mm×1基、前面に120mm×3基、上面に140mm×2基。オプションでフロントHDDチャンバ前面に120mm×1基、メインMBチャンバ前面に120mmもしくは140mm×3基、上面に120mmもしくは140mm×2基、背面に120mm×1基、ボトムPSUチャンバに120mm×1基を搭載可能。オプションファンの増設用に電源分配ボードが付属する。
搭載ベイ数は、内部3.5インチベイ×6基、内部2.5インチベイ×10基。外部5.25インチベイはファンコンアクセサリ用ショートベイになっている。3.5インチベイには制振用シリコンゴムを備えており、HDDの振動とノイズを吸収する。最大360mmサイズの水冷用ラジエーターも搭載可能。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が10基、拡張カードスペースが最大317.5mmまで、CPUクーラーの高さは最大165mmまで、電源の奥行きは200mmまでに対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×4基、オーディオ入出力。本体サイズはW230×D590×H602mm、重量は約17.7kg。対応フォームファクタはSSI-CEB / E-ATX / XL-ATX / ATX / マイクロATX / Mini-ITX。