Skypeのモダンアプリが7月7日に「引退」、デスクトップ版へ一本化

米Microsoft傘下のSkypeは11日(現地時間)、Windows 10のリリースを前に、全画面で動くSkypeのモダンアプリを"引退"(リタイア)させ、ウィンドウで動くデスクトップアプリへ一本化すると発表した。

デスクトップ版Skypeでは、通知や複数のチャット、全コンタクトリストなど、全ての情報を1ウィンドウ内に表示。前後へスクロールする必要がなく、効率的なナビゲートに役立つUIとなる。また、グループビデオやスクリーン共有機能、今後追加される翻訳機能などの機能も用意される。

Skypeの一本化は、7月7日から実施。7月7日以降はSkypeのモダンアプリにアクセスしようとすると、自動的にデスクトプ版のダウンロードが指示されるようになる。デスクトップ版Skypeは従来通り、Skypeユーザーおよびパスワード、またはMicrosoftアカウントでログインできる。なお、すでにデスクトップ版Skypeを利用している場合や、Windows RTタブレットを利用している場合は、特にユーザー側でのダウンロード作業は必要ない。