シンクロ・フードが運営する「飲食店.COM」はこのほど、「飲食店のオープンが多かった街ランキング」を発表した。
同ランキングは、2014年6月1日~2015年5月31日の期間、同サイトが保有する飲食店データを元に集計された。対象地域は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県。
駅別のオープン数ランキングでは、前年に続き渋谷駅が1位となり、2位に恵比寿駅、3位に池袋駅がランクインした。いずれも、居酒屋・ダイニングバーの開店件数が多くなっているという。
4位は新橋駅で、居酒屋やダイニングバーのほか、専門バーが多くオープン。5位は横浜駅で、駅地下街の店舗リニューアルにより前年に比べ開店件数が増加したとのこと。
6位には前年70位の武蔵小杉駅がランクイン。新商業施設「グランツリー武蔵小杉」のテナントとして多くの飲食店がオープンしたことが、ランクアップの要因となっているという。
そのほかにも、昨年は圏外だった君津駅も大型商業施設「イオンモール木更津」のオープンにより開店件数が急増。「虎ノ門駅」「品川駅」についても、商業施設のオープンで前年から大きく順位を上げる結果となった。
エリア(市区町村)別ランキングでは、港区が2年連続で1位に。渋谷駅や恵比寿駅を有する渋谷区をおさえてのランクインとなった。港区は六本木や麻布十番、赤坂、白金高輪など数多くのトレンドエリアを有しているほか、新橋駅周辺や品川駅周辺も含んでいる。
また、4位には新宿区がランクイン。同地域に位置する新宿駅は駅別ランキングでは7位であったが、新宿駅・新宿三丁目駅・西武新宿駅と駅が分割されていた。また、神楽坂駅や四谷三丁目駅周辺も新宿区内となるため、上位にランクインしたとのこと。