歌手で女優の大原櫻子が、7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ『恋仲』(毎週月曜21:00~21:54)に、主演の福士蒼汰の妹役で出演することが11日、分かった。
同作は、本田翼演じる芹沢あかりと運命の再会を果たす、福士演じる三浦葵が、さまざまな障害に七転び八起きしながら、本当の恋をつかんでいく姿を明るく描くという、月9の原点ともいえる純愛ラブストーリー。
大原演じる三浦七海は就活中の短大生で、兄・葵とひとつ屋根の下で暮らす。うだつのあがらない日々を過ごす葵に対して口うるさく、容赦なくつっこむが、結局は世話を焼いてしまう兄思いの妹という役柄だ。また、恋愛に対してはクールで"塩対応"なキャラクターとなっており、恋にもがく兄に、どのように接していくのかも見どころとなる。
大原は「実際に私には姉がいて、いつもわがままを聞いてくれたりします」と、普段とは違った立場を演じることになるが、今回の七海役は「兄を見守るような要素を入れたいなと思います」と構想を語る。また、「大人の方には青春を思い出していただき、同世代の方にはキュンとしていただけるドラマになると思っています」といいながら、"塩対応"というキャラクターを演じるだけに「暑い夏の塩分補給に」と、独特な表現でアピールした。
藤野良太プロデューサーは、若い世代をターゲットに捉えた今作に、10代から強い支持を受けている大原は不可欠として出演依頼。「福士さん演じる葵とひとつ屋根の下で暮らす七海というキャラクターは大原さんの魅力を存分に引き出せると思います」と自信を見せている。
同作にはこのほかにも、福士、本田と三角関係になる野村周平、福士の親友役に太賀、野村が勤める病院の入院患者を大友花恋が演じるなど、フレッシュな若手俳優陣がそろう。