Spotifyは10日、音楽ストリーミング配信サービス「Spotify」の有料会員が2000万人を超えたと発表した。無料会員を含むと、7500万人のアクティブユーザーがいるという。
Spotifyはスウェーデンのベンチャー企業として誕生し、2008年に正式サービスがスタート。昨年5月に有料会員が1000万人を突破したと発表されており、今回のアナウンスと照らし合わせると、約1年で有料会員数を2倍に増えたことになる。およそ3秒に1人のスピードで有料会員が増えている。
Appleも6月下旬にApple Musicの提供を予定しており、世界的に見て、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスを巡ってユーザーの奪い合いが起きそうだ。Spotifyは日本でのサービスを開始していないが、間もなくサービス提供開始とアナウンスしている(ただし、一年以上も同じ状態)。日本国内の状況を見ても、LINEが11日に「LINE MUSIC」をスタート、サイバーエージェントとエイベックス・デジタルが5月27日に「AWA」を提供するなど、同種のサービスが盛り上がりを見せつつある。