佐々木希がシングルマザー役「一所懸命すぎて不器用で誤解されやすい」

女優の佐々木希が、24日(22:00～23:24)に放送されるフジテレビ系単発ドラマ『恋愛あるある。』で、シングルマザー役を演じることが11日、明らかになった。

この番組は、恋愛における共感を呼ぶ"あるある"を描くオムニバスドラマ。佐々木が主演を務める「シングルマザー」のほか、黒木メイサ主演の「社内恋愛」、戸田恵梨香主演の「同棲恋愛」という3つのシチュエーションにおける"あるある"で構成される。

「シングルマザー恋愛あるある」で、佐々木は、歯科助手を務める医院の、千葉雄大演じる患者にランチに誘われる役柄。佐々木は、この役柄について「雑で荒々しいところがあり、一所懸命すぎて不器用で人に誤解されやすいけれど愛くるしい女性」と印象を語る。そんな性格ゆえの「うまくいかない歯がゆさに"あるある!"と共感しました」と、自身と通じ合う部分を発見したようだ。

「社内恋愛あるある」で、黒木は、同じプロジェクトに指名された淵上泰史演じる玉木謙一と距離が縮まっていく。黒木は、台本を読んで「社内で恋愛があるとこんなことがあるのかと軽く衝撃を受けました」と、見知らぬ世界にカルチャーショック。職場の男の器の小ささが描かれている作品であることに触れ、その理由を「女性監督に女性スタッフばかり。女性の方が根っからの精神力が強いですよ」と、意味深な笑みを浮かべて話した。

そして「同棲恋愛あるある」で、戸田は、ムロツヨシと同棲生活を送る。戸田も、佐々木と同じく「本当に"あるあるっ!"って自然と言葉が出てくる」と共感。ケンカするシーンで、相手の男性が語るある言葉が信じられなかったそうで「それは"世の中の女性みんな幻滅するぜ"って。でも、そこに男がかっこうつけきれない弱さ、というものがあるだろうな」と分析した。

この全ての脚本を担当した鈴木おさむは「軽くストレッチなどしながら見ているうちに最後まで見ちゃった、という感じで気軽にオンタイムで見てほしい」と提案。番組ナビゲーターを担当する、リリー・フランキーは「視聴率12%いったら映画化するでしょう」と手ごたえを感じており、石井浩二プロデューサーも「あれ? もう終わり? と時間がかなり短く感じるほど楽しく、見終わった後も気持ち良いかわいらしい恋愛ドラマに仕上がっています!」と、出来栄えに自信を見せている。

このほかの出演者は「シングルマザー恋愛あるある」が、浅見れいな、MEGUMI、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、小林きな子、品川祐(品川庄司)、YOU。「社内恋愛あるある」が、大倉孝二、菜々緒、白洲迅、菅谷哲也、坂井真紀。「同棲恋愛あるある」が、八嶋智人、森カンナ、堀部圭亮、菅原大吉。