米Microsoftは6月10日(現地時間)、Windows 10を搭載した大画面端末「Surface Hub」の価格と出荷計画を発表した。ビジネスユーザーを対象に、日本を含む世界24カ国で7月1日に受注を開始。9月に出荷する。

Surface Hubは遠隔会議や共同作業のために設計された大型液晶テレビのような外観のWindows 10デバイスだ。カメラ、スピーカー、マイク、赤外線/環境光センサー、Wi-Fi、Bluetooth、NFCなどを搭載。Skype for Businessを使ったビデオ会議、デジタルホワイトボードとしても使用できる。タッチ操作機能は100タッチポイントをサポート、ペン入力機能は2人が同時に書き込める。

「Surface Hub」

ラインナップは、55インチ(1920×1080)で第4世代Core i5搭載の「Surface Hub 55”」(6,999ドル)と、84インチ(3840×2140)でCore i7を搭載した「Surface Hub 84”」(19,999ドル)の2種類。最初の販売地域は以下の24カ国。

米国、カナダ、日本、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイルランド、オーストリア、ベルギー、デンマーク、フランス、フィンランド、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、カタール、アラブ首長国連邦