今の仕事を選んだ理由、40代「資格・スキルを活かせる」、20・30代は?

エン・ジャパンが運営する「エン転職」では、現在就業中のユーザー4,551名を対象に「仕事」について調査を実施した。調査期間は2014年12月25日～2015年2月1日。

次の仕事を選ぶときに重視することは?

今の仕事を決めた理由を聞いたところ、20代、30代では「職種・仕事内容に興味を感じた」「業界に興味を感じた」といった、"やってみたいこと"を軸に選んだという回答が多かった。40代以上では「これまでの仕事の経験が活かせる」「自分のスキルや資格が活かせる」など、自分の持つ経験・スキル・資格などを活かせる仕事を選ぶ人が多い。

次の仕事を選ぶ際に重視することを尋ねると、20代では「給与・賞与などの待遇」「労働時間や休日などの労働条件」「福利厚生や手当ての充実度」「会社の雰囲気の良さ」「会社の安定性」といった項目を挙げた人が他の年代に比べ多かった。

40代以上は、「これまでの経験が活かせる」「自分のスキルや資格が活かせる」などの項目が他の年代より高く、現在の仕事を選んだ理由と同様に、次の仕事も自分の経験やスキルを重視して選ぶ人が多いようだ。

働く理由について聞くと、全年代で「収入」に関する回答が多かった。20代では「生活費と趣味の費用を稼ぐため」といった経済的自立のために、30代以上では家族のために収入が必要と回答した人が多くなっている。

この他、20代・30代は、「自分自身の成長のため」 「人生経験を積むため」「知識・スキルを得るため」の回答率が高く、仕事を自己成長の場ととらえていることがわかった。また、年齢が上がるにつれ「社会の役に立ちたい」「仕事のやりがいを感じるから」といった回答が多くなっている。