ハーマンインターナショナルは6月10日、JBLブランドのアフターマーケット向けオートモーティブスピーカー「670GTi」を発表した。発売は7月1日で、希望小売価格は100,000円(税別)。
670GTiは、2006年にJBL創立60年記念モデルとして発売された「660GTi」の後継機種。JBLオートモーティブスピーカーのフラッグシップモデルだ。6インチウーファーとフルエッジ駆動テキスタイル・ドームツイーターを組み合わせた2ウェイシステムで、歪を抑えた、高純度なピュアサウンド再生を提供する。使用ユニットは660GTiとほぼ同一だが、660GTiでツイーターの指向性を改善するための使用していたウェーブガイドを670GTiでは廃止している。
希望小売価格は660GTiの300,000円から、670GTiでは100,000円まで大幅に低価格化。ハーマンインターナショナルでは、「なるべく多くの人に、高純度なピュアサウンドを味わっていただくため、思い切った価格設定にした」としている。
周波数特性は50Hz~30kHzで、インピーダンスは4Ω。許容入力は、600W(Peak)/150W(RMS)だ。出力音圧レベルは92dB(2.83V/1m)。ホームスピーカーで使用されているネットワークを車内空間向けにアレンジしたクロスオーバーネットワークを搭載。クロスオーバー周波数は2.5kHzとなっている。外形寸法は、ウーファーがφ176mmで、ツイーターがφ69mm。取り付け穴はφ128mmだ。埋め込み寸法は、ウーファーが70mmで、ツイーターが41mm。