「2015年 梅雨期間の傾向(平年との比較)」

ウェザーニューズは6月9日、梅雨の天気傾向を発表した。

同社によると、2015年は西日本~関東で平年並み~早めの梅雨入りを迎えており、北陸や東北でも6月第2週の内には平年並みの梅雨入りを迎える予想となっている。

以降は、エルニーニョ現象の影響で梅雨前線の北上が遅れ、梅雨明けは全国的に平年より遅くなる可能性があるとのこと。そのため2015年は、ほぼ全国的に平年より長い梅雨となる見込み。特に西日本や北陸、東北では平年より1週間ほど長くなる可能性もあるという。

また、2015年の梅雨は後半になるほど雨量が増加し、7月に入ると活発な梅雨前線の影響で強い雨の日も増える見込みとなっている。大雨による河川の増水や道路冠水、浸水、土砂災害に十分な注意が必要とのこと。

「2015年 梅雨の雨量傾向(平年との比較)」