内々定持ちの学生、「内々定先への入社を強く希望」は25%どまり

学情は、2016年卒学生を対象にした就職情報サイト「あさがくナビ2016」会員を対象に、就職活動に関するWebアンケートを実施した。調査は4月20日～29日にかけて行い、622件の有効回答を集めた。

66.6%が「8月までに内々定獲得したい」

いつまでに内々定を得たいか尋ねたところ、66.6%が8月までに獲得したいと回答した。スケジュールの変更により、大手企業の多くは選考を8月からスタートするが、それまでに内々定を獲得しておきたいと考えているようだ。また、7.1%はすでに内々定を獲得していることも明らかとなった。

内々定を得ている学生に、その企業への入社意欲を確認すると、「強く入社を希望する」は25.0%にとどまった。40.2%は「入社は希望するが就職活動は続ける」、25.0%は「他企業で内々定が得られなければ入社を検討」、9.8%は「入社する気はない」と答えており、全体の約8割が就職活動の継続を考えていることがわかった。

昨年の夏からのインターンシップに参加した学生を対象に、インターンシップ先の企業を選んだ基準を聞くと、55.0%が「志望業界のインターンシップ先かどうか」と回答した。19.0%は「純粋に入社したい企業」と答えており、多くが就職を意識してインターンシップに参加していることがわかった。