クックパッドはこのほど、「時短」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査の対象は、全国の「クックパッド」ユーザー2,837名。5月26日から29日にかけてインターネット調査で実施した。
時短の目的はゆとりのある暮し
「"時短したい"と思う家事」を聞いたところ、66%が「食後の片付け」と回答。以下、「料理」「部屋掃除」「献立決め」が続いた。
「家族や友人から"手抜きをしている"と思われたくない家事」を聞いた。その結果、「料理」と「部屋掃除」は時短したいが"手抜きをしている"と思われたくない家事として過半数が回答した。
「時短が必要な理由について、当てはまるもの」を聞いたところ、67%が「気持ちにゆとりのある暮しをしたい」と回答。2位は、「勉強や趣味など、自分の時間を増やしたい」となり、時短の先に「理想の暮し」を描く姿が浮き彫りになった。
「食生活に関する内容について重視度」を5段階で聞いたところ、「おいしい料理を食べたい/作りたい」は「すごく重視する」が全体の5割超、「まあ重視する」と合わせて9割超が回答。また、「栄養バランスや健康増進」「食事はできるだけ手作りする」「安心・安全な食材を活用する」「食材費が安い」「家族が好きなものを用意する」は、「時短・簡単に調理できる」よりも重視する人が多かった。
「料理について、時短するために"実践したい"こと」を聞いた。その結果、「あらかじめ献立を決めておく」「食材をまとめ買いする」「時間がある時に作り置きしておく」が上位を占め、献立を事前に検討することが時短のカギになることがわかった。また、電子レンジなどの電化製品や便利な調理アイテムの活用についても、積極的に取り入れたい意向がみてとれた。
「料理について、時短するために"実践している"こと」を聞いた。その結果、「あらかじめ献立を決めておく」「時間があるときに作り置きしておく」「使う調理器具や食器を減らして洗い物を少なくする」は「実践したい」との隔たりが大きかった。