全研本社が運営するウェブマガジン「瓦版」は、同サイトのユーザー334人を対象に「ブラック企業の定義」についてアンケートを実施した。調査期間は4月21日~5月19日。

辞めるときの理由は「家庭内の事情」「病気」

「ブラック企業の定義は何だと思うか」を尋ねたところ、最も多い回答は「長時間労働」(44%)、次いで「パワハラの横行」(33%)だった。

「低賃金」という回答は14%と少なく、トップの回答「長時間労働」の半分以下となっている。その他の自由回答では、「サービス残業100時間超」「人が定着しない」「利益のみの追求で人を大切にしない」「業務以外の打ち合わせが多い」などが挙げられた。

ブラック企業の定義とは?

ブラック企業を退社するときにどのように言って辞めるか尋ねたところ、退職理由としては定番といえる「家庭内の事情」(39%)、「病気関連」(27%)が多くを占めた。

その他の自由回答では、「これ以上お役に立てません」「希望の職種に就けない」「会社が自分に合わないので」「海外移住」のほか、「もっといい待遇の会社に決まりました、と笑顔で」など"ブラック"なコメントも寄せられた。