経済産業省は8日、2015年4月の特定サービス産業動態統計調査(速報)の結果を発表した。それによると、遊園地・テーマパークの売上高は前年同月比8.2%増の469億円となり、4月としては過去最高を更新した。
対事業所サービス業の売上高等を見ると、全10業種中、9業種で増加、1業種で減少。主なものでは、クレジットカード業(取扱高)は同7.3%増の3兆8,604億8,800万円と2カ月ぶりに増加した一方、エンジニアリング業(受注高)は同52.2%減の4,601億500万円と大幅に減少した。
対個人サービス業の売上高は、全9業種中、5業種で増加、4業種で減少。このうち趣味・娯楽関連業種では、全5業種中、遊園地・テーマパークのみ増加し、4業種で減少した。減少したのは、パチンコホールが同4.9%減の3,569億6,000万円、ゴルフ場が同1.6%減の78億7,600万円などとなった。
教養・生活関連では、全4業種で増加。主なものでは、葬儀業が同0.3%増の513億7,600万円、学習塾が同0.5%増の302億8,300万円、フィットネスクラブが同2.6%増の259億2,200万円などとなった。