シック・ジャパンはこのほど、アメリカ在住の20代~30代の男女400名(男女200名ずつ)を対象に実施した「アンダーヘアのお手入れに関する意識調査」の結果を明らかにした。調査期間は1月21日~26日。
最初に、日米のアンダーヘアのお手入れ状況を比較した。アメリカ女性の94.7%、アメリカ男性の89.3%がケアしていると回答したのに対し、日本女性のお手入れ率は60.6% と30ポイント以上差があることがわかった(2014年12月に同社が日本在住20代女性221名を対象に実施した意識調査より)。
アンダーヘアのお手入れ方法について聞くと、日米ともに自宅で手軽に使用できる「カミソリ」が7割を占めた。日本では医療機関・サロン、アメリカではブラジリアンワックスでのケアが多いという違いが見られ、特にアメリカでは「トリマー」の使用率が高くなっている(2014年6月に実施した日本在住20代女性300名の調査より)。
アンダーヘアのスタイルについて尋ねると、日本では下着からアンダーヘアがはみ出さない自然な形に整えるのが主流に対し、アメリカでは「毛を全てなくす」スタイルが57.4%と多くを占めた。一方、日本では「毛を全てなくす」は、7.4%にとどまっている(2012年12月に実施した日本在住20代女性1,000名の調査より)。
アメリカの男性に「アンダーヘアのお手入れをしていない女性をどう思うか」を聞いたところ、半数以上が、「魅力的でない」と回答した。アメリカでは、アンダーヘアのお手入れに対して「エチケットとして当然」という意識が高く、なかには「(アンダーヘアの手入れをしていない人は)逮捕されるべき」(30代男性)という厳しい意見もみられた。
アメリカ人にアンダーヘアをお手入れする理由を聞くと、男女ともに「自分が快適だから」という理由が多かった。自分のためにお手入れする人が多い一方、女性よりも男性の方が「エチケットとして当然」「パートナーの目を気にして」と、パートナーを意識して、お手入れをする割合が高いことも明らかとなった。
また、アメリカの女性にアンダーヘアのお手入れを始める年齢について聞いたところ、6割以上が18歳までと回答した。一方、日本では「19歳~22歳」にお手入れを始める人が最も多く、18歳までにお手入れを始める割合は4割以下にとどまっている(2014年6月対象者日本在住20代女性300名)。