エヌ・アンド・シーはこのほど、「シティホテル・ビジネスホテルの利用と建設に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、1年以内にシティホテルまたはビジネスホテルに宿泊した全国の20歳~59歳のビジネスパーソン2,000人を対象に実施された。調査期間は5月12日~13日。
「一度は泊まってみたい憧れのホテル」について尋ねたところ、1位は「帝国ホテル」(47.6%)となった。続く2位は「ザ・ペニンシュラ」(23.9%)で、3位は「ホテルオークラ」(23.1%)、4位は「ホテルニューオータニ」(20.9%)、5位は「ハイアット リージェンシー」(20.8%)となった。
男女別で見ると、男女ともに「帝国ホテル」(男性47.6%、女性47.5%)が1位にランクイン。男性では、以下「ホテルオークラ」(23.0%)、「ホテルニューオータニ」(22.1%)と続き、女性では、2位「ザ・ペニンシュラ」(30.4%)、3位「ホテル椿山荘東京」(24.6%)となった。
次に、ホテルを選ぶ際の重視点について聞いたところ、「立地がよい」(54.0%)が最も多く、次いで「客室に清潔感がある」(40.5%)、「トイレ・バスに清潔感がある」(38.6%)、「朝食の無料サービスがある」(35.6%)、「予約が取りやすい」(30.2%)となった。
男女別では、「トイレ・バスに清潔感がある」が男性31.1%に対し女性46.0%と女性の方が高くなっているほか、「スタッフの対応がよい」(男性19.9%、女性30.9%)や「アメニティグッズが充実している」(男性14.6%、女性30.4%)なども女性の回答が上回る傾向が見られた。
また、宿泊するにあたって充実しているとうれしいホテル内施設・併設施設を聞いたところ、「大浴場・温泉」(48.3%)が最も多く、次いで、「コンビニエンスストア・売店」(45.5%)、「飲食店」(26.6%)、「自動販売機コーナー」(23.9%)と続いた。
男女別でみると、「おみやげショップ」(男性10.2%、女性24.3%)や「デザート・菓子ショップ」(男性9.1%、女性24.5%)が、男性より女性の方が大きく上回る結果となった。