愛媛県立とべ動物園はこのほど、"世界一大きなネズミ"であるカピバラの一般公開を開始した。
世界一大きなネズミの仲間、カピバラがやってきた!
同園では、ウォーターストリート内でこれまでカモ類を飼育していた水禽園を、岩風呂を備えたカピバラ舎に変更。
3月16日、とくしま動物園からやってきたカピバラは、名前は「ワカメ」。名前の割に毛の色が白っぽいのが特徴的な1才半のメスとなる。とくしま動物園では広いサバンナで群れで生活していたため、環境の変化にとまどっているようだったが、日々同園での生活に慣れてきている様子を見せている。また4月17日には、福山市立動物園からオスの「かん太」が仲間入り。今では2頭仲良く、新しい地に慣れてもらっている最中だという。
カピバラといえば、世界一大きなネズミの仲間。来園者からは「大きい~」「可愛い~」などの声が上がっている。歩き回って草を食べたり、プールに入ったりもするものの、休む時はやぶの中に入るのがお気に入りで、そのため一目で見つからないこともよくある。同園では、「前からだけでなく側面からもご覧いただけますので、みなさんしっかりとワカメちゃんを探してみてください」とコメントしている。