ピジョンは5月16日、「第29回ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン植樹式」を茨城県常陸大宮市の「ピジョン美和の森」において開催した。

第29回ピジョン赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーン植樹式

同イベントは、「育児と育樹、心はひとつ」をスローガンに1987年より行われており、これまでに12万本以上の苗木を植樹したという。29回目となる今回は、100人の赤ちゃんとその家族・常陸大宮市の三次真一郎市長・マスコットキャラクターの「ひたまる」くん・ピジョン代表取締役社長 山下茂氏らが参加。コナラ(1500本)・クヌギ(1250本)・エノキ(1000本)など計5000本の広葉樹の苗木を植樹した。植樹以外にも、西ノ内和紙職人による「紙漉き(すき)」の実演・体験や地元の住人による「しいたけ種駒打ち」「やまぶき鉄砲体験」などで参加者は一日を楽しんだという。

植樹を楽しむ参加者たち

常陸大宮市の三次真一郎市長は、「この植樹キャンペーンのような事業を展開している企業は少ない。来年で30周年となるが、今後50年・100年と続けて欲しい。このキャンペーンと共に常陸大宮市も合併10周年・20周年・30周年と歩みを重ねていきたい」とコメント。植樹式に参加した家族代表は「息子たちの成長と共に今日植樹する記念樹たちも大自然の大空の下で成長し、やがて大きな森となり大きな力となると思う。今日の植樹式に参加したことは、私達にとって一番の宝になる」と話した。

常陸大宮市の三次真一郎市長(中央)とマスコットキャラクターの「ひたまる」くん(右)

なお、同社では次回の第30回の植樹キャンペーンに向け参加者を募集中。参加費は無料で、植樹の管理費用などは全て同社が負担。参加者には特典として、応募した赤ちゃん全員に参加の証として美和地区産のヒノキで作った木製ハガキ「森の住人票」がプレゼントされる。2015年生まれの赤ちゃんがいる家族は応募してみてはいかがだろうか。申し込みは同社オフィシャルサイト内専用ページにて受け付けている。