インテルは5日、同社製のスティック型PC「インテル Compute Stick」Windows 8.1搭載モデルについて、日本国内にて6月12日に発売することをアナウンスした。

インテル Compute Stick

「インテル Compute Stick」は、2回の発売延期を経て日本市場に投入されることとなる。国内投入は2015年4月2日に、1回目の発売延期は同年4月23日に、2回目の発売延期は同年5月12日に、それぞれ発表されていた。

今回の正式発売についてインテルは、「一部のシステムに、アプリケーションが起動しないといった現象がみられましたが、原因は究明され、製品を正常な状態にしたうえで、6月12日(金)より、早急にお客様にお届けできるよう進めております」と述べている。国内ベンダーとしては、アイ・オー・データ機器やテックウインドなどが取り扱っている。

インテル Compute Stickは、液晶ディスプレイや液晶テレビのHDMI入力端子に直結する小型のスティックPC。Windows 8.1モデルの主な仕様は、CPUがIntel Atom Z3735F(1.33GHz)、メモリが2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。インタフェース類は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 2.0ポート、HDMI出力、microSDXCカードスロットなど。本体サイズはW103×D37×H12mm、重量は約54g。