大和書房はこのほど、『レディ・レッスン~ポジティブガールの教科書~』(ケリー ウィリアムズ ブラウン 著、鹿田昌美 訳/税別1,400円)を発売した。
レディらしい行為には具体的なやり方がある
同書では、"レディ"になるためのアドバイスを、「心がまえ」「演技」「暮らし」「仕事」「お金」「メンテナンス」「友だち」「恋愛」「家族」のテーマで分けて合計350個紹介している。著者は、米国オレゴン州ポートランド在住で20代後半の女性新聞記者、ケリー ウィリアムズ ブラウンさん。
ケリーさんは、同書の前書きで「日々の小さな決断を正しく積み重ねるという行為が、本物のレディをつくるのです。レディらしい行為は、訓練で身につけることができますし、具体的なやり方が存在します」と綴る。
内容は、「トイレットペーパーはまとめ買いする」「シワのある服は厳禁!」といったことから、「ブラック企業なら転職する」「ときどき告白する(笑)」なんてことまでさまざま。"超実践的"なアドバイスが、ユーモアたっぷりに書かれている。その一部は以下のようなもの。
・パーフェクトではない自分を受け入れる
・世間から冷たくされても傷つかない
・悪趣味なものでも言い訳せずに楽しむ
・元カレが生きていることを許す
・時差ボケになるようなナイトライフは卒業する
・嫌な上司にはゴマをする
・仮病が通用するのは年に一度だけ
・三つの質問でモノを手放す
・対等に話せる年上の友人をつくる
・ブランド品がなくても生きていけると知る
・タコスはバッグに入れない
・親の自慢話のネタになる
・友人を「無料カウンセラー」扱いしない
・社内恋愛に手を出さない
「世の中には、理不尽でややこしくて、手ごわいことがたくさんあります。でも、自分自身の言動や態度を変えることはできます。そこに、本書のポイントがあります。レディらしい言動ができる人が、レディなのです。あなたがどこの誰でも、必ずレディになれます」(同書前書きより)