マルハニチロは6月3日、「和食・日本料理に関する調査」の結果を発表した。調査は5月9日~13日、15歳~69歳の男女1,000人を対象にインターネット上で行われた。

和食・日本食をどのくらいの頻度で食べているか」

「和食・日本食をどのくらいの頻度で食べているか」と聞いたところ、「ほぼ毎日」と回答したのが37.0%だった。世代別だと、ほぼ毎日和食を食べている人の数は世代が上がるにつれて高くなっている。20代では30.7%だったのに対し、60代は約半数の48.2%が回答していた。

「和食に対してどのようなイメージをもっているか」の質問では、「体によい・健康的」(63.0%)が最も多かった。次に「家庭の味」(55.1%)、「伝統的」(44.7%)が続いた。

「和食に対してどのようなイメージをもっているか」

「和食に対する考え」を聞くと、「朝食は、洋食より和食がいいと思う」人は68.3%、「和食といえば、肉料理より魚料理だと思う」人は90.3%となった。和食が好きかという質問では、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」を合わせると94.4%だった。

「和食に対する考えにどの程度あてはまるか」

次に「好きな和食・日本食のメニュー」を聞いたところ、1位は「寿司」(78.0%)、2位が「刺身」(71.2%)、3位が「みそ汁」(67.5%)となった。

「好きな和食・日本食のメニュー」

世代別に上位5項目を見ると、10代と20代では「からあげ」、40代と50代では「卵焼き」、60代では「焼き魚」がランクインしており、各世代の特徴を見ることができる。

「好きな和食・日本食のメニュー」(世代別)

「和食・日本食に欠かせないと思うもの」では、「お米・ごはん」が最も多く71.2%。「旬の食材・季節感」が70.8%でお米・ごはんとほとんど同率になった。その後には、「だし・うまみ」(59.0%)、「みそ汁」(58.3%)が続いていた。

「和食・日本食に欠かせないと思うもの」