ドコモら、自然な会話ができるロボット「OHaNAS」を開発 - 10月上旬発売

NTTドコモは4日、タカラトミーと共同で次世代コミュニケーションロボット「OHaNAS(オハナス)」を開発したと発表した。人間の言葉を理解し、自然な会話が行える。10月上旬の発売予定で、メーカー希望小売価格は税別19,800円。

OHaNASは、自然な会話が行えるコミュニケーションロボット。わからないことをネットを使って調べてくれたり、旬の食材をオススメしてくれたり、ニュースや天気予報を教えてくれたり、ジョークを言ってくれたり、雑談相手になってくれたりする。

利用にあたっては、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンとBluetoothでペアリングする必要がある。以降、OHaNASに話しかけると、スマートフォンを介して、意図解釈機能などを持った各種クラウドサーバーに接続することで、自然な会話が可能になる。

自然な会話を成立させるために、しゃべってコンシェルの関連技術ほか、4つの新技術を採用。新技術として、同音異義語や前後の文脈を読み取る「文章正規化機能」、ニュースや天気などの情報を取得し、リアルタイムな情報を反映した会話が可能な「外部コンテンツ連携機能」、自動的に特定のキャラクターらしい発話に変換する「キャラクター風発話変換機能」、ユーザーとの対話から自動的に趣味・嗜好を抽出、一連の情報を活用した対話が可能な「ユーザー情報自動抽出機能」を利用している。