Q.本気で「離婚したい」と思ったことはありますか?

家事を手伝って! 育児に参加して! 話をちゃんと聞いて! という妻に、ゆっくり寝かせてくれ! 一人にしてくれ! 放っておいてくれ~!! という夫……。そんな結婚生活に嫌気が差した時、"離婚"の2文字を思い浮かべる人もいるのでは? 今回はマイナビニュース会員の男女300名に、本気で「離婚したい」と思ったことがあるか聞いてみた。

Q.本気で「離婚したい」と思ったことはありますか?

男性: はい 12.7%、いいえ 87.3%
女性: はい 15.3%、いいえ 84.7%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか?

■価値観が違う
・「金銭感覚の違いや性格の不一致」(50歳以上女性/電力・ガス・石油/事務系専門職)
・「激しくけんかしたから」(32歳男性/電機/技術職)
・「性格が違いすぎて、こちらの主張を受け入れてくれないときなど。グズなこと」(47歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「将来、どこに住むかで意見の一致が見いだせず、離婚しか自分の夢を実現する方法はないと思いました」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■非協力的
・「家事をやらないくせに、給料が少ないから」(31歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「子供が生まれた時にまったく役に立たなかったから」(34歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「共働きでもまったく家事育児をしない。専業主婦になったら稼いでくる苦労話が恩着せがましい」(46歳女性/主婦)

■許せない過去
・「浮気」(39歳女性/学校・教育関連/教員)
・「2年も借金を隠されていた」(38歳女性/医療・福祉/専門職)
・「妊娠中、つわりで何も食べられずに弱って一週間目、旦那がふざけてゴキブリ出た、とか排水口が詰まったとかいってきた時。ちなみに一週間飲み物さえくれなかった」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■相手の家族親戚
・「旦那の兄がうるさい人だから」(50歳以上女性/主婦)
・「夫の親があまりにも非常識だったため」(31歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「姑とうまくいかなかった」(50歳以上女性/その他/販売職・サービス系)

■一人になりたいっ!!
・「一人で居たくなった時」(46歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)
・「どうにも一人で過ごしたい時期があっただけ」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)

■生理的に……
・「嫌いになったから」(34歳女性/その他/クリエイティブ職)
・「わがままな妻」(46歳男性/医療・福祉/専門職)
・「ムカつくから」(41歳女性/不動産/事務系専門職)
・「毎日がつまらないから」(27歳女性/小売店/営業職)

■その他
・「暴力を振るわれたから」(32歳女性/金融・証券/営業職)
・「セックスレス」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「あまりの閉塞感で」(48歳男性/情報・IT/技術職)
・「浮かばれないと感じた」(48歳男性/ソフトウェア/経営・コンサルタント系)

■総評
本気で「離婚したい」と思ったことがある人は、男性12.7%、女性15.3%。実際の離婚率が「3組に1組の割合」などと言われている割には、かなり控えめな印象だ。男女で大きな差もなく、この結果には一安心といったところ。

とはいえ、「ある」と答えた人の理由を見てみると、なかなか壮絶だ。「価値観が違う」「義理の親とうまくいかない」なんて回答はかわいいもの。浮気や借金、暴力にはじまり、「家事をやらないくせに給料が少ない」「(育児で)まったく役に立たない」「(稼いでいると)恩着せがましい」「ムカつく」など、妻からは激しい不満が噴出した。特に家事や育児に非協力的な夫は怒りの対象となりやすいようなので、気をつけよう。

一方、夫からの回答には"怒り"よりも"悲壮感"が漂っていた。特に目立ったのは「一人でいたくなった」というもの。一人の自由時間をゆっくり持てないことは男性にとって大きな悩みとなるようだ。また、家に居場所がないと感じられるのか「あまりの閉塞感」で離婚の2文字を思い浮かべる人、このままでは死ねない……という気持ちの表れか「浮かばれない」と答える人など、さまざまだった。

これらの回答を見て、自分に当てはまるものはなかっただろうか。心当たりのある人は、"離婚"を突きつけられる可能性大かも!? 今からでも言動を改めておこう。

調査時期:2015年4月6日~2015年4月26日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性150名、女性150名、合計300名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません