オーネットはこのほど、全国の25歳~39歳の独身男女667名を対象に実施した、「結婚式とジューンブライド」に関する意識調査の結果を発表した。調査は5月に行われた。

男女4割超が「将来、結婚式を挙げたい」と回答

「あなたは、将来結婚式を挙げたいですか?」

調査ではまず、将来結婚式を挙げたいか尋ねたところ、「挙げたい」と答えたのは42.3%(男性43.1%、女性41.4%)だった。年代別で見ると、年齢が上がるに連れて「挙げたくない」の割合が高くなる傾向に。特に女性は、25~29歳では55.9%が「挙げたい」と言っているのに対し、35歳~39歳では29.7%までに減少。「今さらこの年になって…」という気恥ずかしさや、「今さらドレスも似合わないし…」というためらいが伺える結果となった。

結婚式は「6月」と「春秋」が人気

「結婚式を挙げるなら何月がいいですか? その理由は?」

次に、結婚式を挙げるなら何月に挙げたいか尋ねたところ、男女ともに「いつでもいい(男性44.1%、女性33.5%)」がトップとなり、次いで「6月」「10月」「5月」「4月」と続いた。その月を選んだ理由は「気候の良さ」が圧倒的で、ウエディングドレスを着るにしてもお化粧にしても、暑すぎたり寒かったりすると何かと大変なことや、招待するみなさんの負担を気にするコメントも見受けられた。また、女性の2位は「ジューンブライド」で、「憧れだから!」という声が目立った。

女性が結婚式でゆずれないもの1位は「ドレス」

「結婚式で絶対にゆずれないもの、絶対に叶えたいもの」

次に、「結婚式で絶対にゆずれないもの、絶対に叶えたいもの」を教えてもらった結果、女性は「ドレス(42.0%)」が1位となった。次に高かったのは「料理(27.4%)」で、最近の結婚式では招待客にも楽しんでもらいたいという気持ちから、料理にこだわる結婚式が増えているとのこと。女性はそのほかにも「会場(19.9%)」や「場所(17.3%)」にこだわる人も多かった。

一方男性の1位は断トツで「特にない(45.5%)」だった。結婚式は女性がメインだと思っているのか、それとも単に具体的に何も考えていないのか、ほぼ半数の男性にはっきりとした主張は無いことがわかった。そんな中、男性が最もこだわるものは「費用」で27.2%という結果に。女性がドレスや場所、招待客のことを考え迷っている横で、男性は「あまりこだわりはないし、お金が気になる……」と退屈そうにしている様子がうかがえる結果となった。