スズキがこのほど発表した新型「アルト ラパン」に、ハーマンインターナショナルの車載インフォテイメントシステムが採用された。
日本国内でハーマンのインフォテイメントシステムが採用されるのは、スズキ「スペーシア」「スペーシア カスタム」に続いて3モデル目。新型「アルト ラパン」の「X」「S」「L」にメーカーオプションとして設定される。
ハーマンインターナショナルは世界最大のオーディオメーカーであり、同時に世界有数の車載インフォテイメントシステムのリーディングサプライヤーでもある。世界中のカーメーカーにナビ/インフォテイメントシステムを供給しており、同社のシステムを搭載した自動車は世界で2,500万台以上となっている。
今回、新型「アルト ラパン」に採用されたシステムは、性能・デザイン・UIなどすべてを専用設計したもので、スマホライクな操作、ストレスのない地図操作などを特徴とする。また、るるぶDATA搭載で、さまざまな周辺情報を入手可能。オーディオはハーマンの音響設計を生かした高音質となった。地デジを見ることも可能だ。
スズキの新型「アルト ラパン」は、先代モデルより120kg軽量化され、改良型副変速機構付CVT、エネチャージや新アイドリングストップシステムを採用したパワートレインにより、JC08モード燃費35.6km/リットルという低燃費を実現した。価格はエントリーグレード「G」2WDが107万7,840円(税込)などとなっている。