スズキは3日、軽乗用車「アルト ラパン」を全面改良して発売した。3代目となる同車は女性がクルマに求めるものを調査・分析し、企画、開発、デザイン、機能・装備、アクセサリーの設定まで、女性の視点をふんだんに盛り込んでいる。
デザインは「ラパン」ならではの箱型のエクステリアに、丸みを加えた「まる しかくい」フォルムを実現。インテリアにはソファやテーブルといったモチーフを取り入れ、自分の部屋のようにくつろげる空間を演出している。自分らしい1台を選べるように、豊富な車体色・内装色の組み合わせが設定されている。
室内空間には、デザイン性と使いやすさを追求した収納や「ナノイー」搭載のフルオートエアコン、プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)を採用したほか、運転をサポートするメーター音声案内機能と全方位モニターも設定するなど、女性にうれしい機能や装備を数多く採用した(グレードにより異なる)。
新プラットフォームと効率を高めたパワートレインが採用されたことで、先代モデルと比べて120kgの大幅な軽量化と35.6km/リットル(JC08モード)の低燃費も実現。全車にレーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」をはじめとする先進の安全技術を標準装備し、軽自動車に求められる基本性能も大幅に進化させている。
新型「アルト ラパン」は「G」「L」「S」「X」を用意し、すべての機種に2WD・4WDを設定。価格は107万7,840~149万2,560円(税込)となっている。