トヨタ自動車は3日、フォード・モーター・カンパニーの「スマートデバイスリンク(SDL)」をトヨタ・レクサス車両に導入するため、今後フォードおよびその子会社であるリビオと検討を行うことで合意したと発表した。

「スマートデバイスリンク」導入により、より安全・快適なスマートフォン利用をめざすという(写真はイメージ)

トヨタとフォードは2011年8月、より安全・安心で、利便性の高い次世代車載テレマティクスの標準化に関する協業に合意しており、今回の合意はその協業を一歩進めるものとなる。

SDLは、スマートフォンアプリを車載システム上で利用できるようにするためのオープンソースプラットフォーム。SDLによってスマートフォンとクルマがつながることで、音声認識機能や車載の操作パネル・ディスプレイを通じ、車内でもスマートフォンのアプリを操作し、エンターテイメントや道路情報などを利用することができるという。

また、スマートフォンアプリの開発者はSDLを用いることで、複数の車載システム上で動作可能なアプリを一度に開発できるため、短期間でより多くのアプリを提供することが可能となる。

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