パイプを組み合わせた「D-Frame」や、折り曲げて作った「S-Frame」など、毎年、PCケースの既成概念をぶち壊すような斬新な製品を出品してきたIN WINであるが、今年もすごいモノを出してきた。この「H-Tower」は、なんと通常のタワー形式からオープンエア形式へと自動で変形できるというPCケースなのだ。
アルミ製の外装が8つのパーツに分かれており、スマートフォン/タブレットのアプリから操作することで、それがまるで花びらのように開く仕組み。同時に、内部のシャーシも90度回転し、縦置きから横置きになるので、見た目が楽しいだけではなく、インストールやメンテナンスがやりやすくなるという、実用的なメリットもある。
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マザーボードはE-ATXまで対応。360mmまでのラジエータを設置できるスペースが用意されており、水冷システムの構築も可能だ。ドライブベイは、3.5インチ×1、2.5インチ×4。5インチベイはない。フロントのインタフェースには、タイプAのUSBポート×3のほか、タイプCのUSBポートも用意されている。
発売は今年第3四半期を予定。価格は未定とのことだが、アクチュエータまで搭載しており、ウルトラハイエンドな値段になりそうだ。ただ、非常にスペシャルな一品になることは間違いないだろう。