鉄道博物館(埼玉県さいたま市)は8月16日まで、ヒストリーゾーン1階に展示している「クモハ101形式」の運転室公開と機器操作体験を実施する。
公開時間は平日が14~15時、土休日は12時30分から13時30分まで。各日先着20組の定員制で、車内への入場は3分間の入替制となる。車内公開は無料で、入館料のみで参加できるが、6月20~22日は公開されない。
鉄道博物館に展示されたクモハ101形式(クモハ101-902)は、1957(昭和32)年に「新性能電車」として運行開始した101系電車の試作編成の1両。101系は当時、中央線や山手線、大阪環状線など都市圏の通勤通学の足として活躍した。今回の公開では、運転室内でマスコンハンドルとブレーキハンドルを実際に操作し、モーターやブレーキなどが動くしくみを見学できるという。