シチズン時計は7月に、プロフェッショナルウオッチ「シチズン PROMASTER(プロマスター)」のLANDシリーズから、アナログとデジタルのコンビネーションを採用した「エコ・ドライブ レーシングクロノグラフ」を3モデル発売する。税別価格は74,000円から。
新作のエコ・ドライブ レーシングクロノグラフは、アナログ表示(針)による時刻の読みやすさと、デジタル表示による多彩な機能を備える。
シチズンが「最大の特徴」とうたっているのは、モータースポーツの計測単位である1/1000秒まで計測可能なこと。レーシングモードを使って距離を入力しておくと、平均速度や最高速度も表示できる。1/1000秒の計測はデジタル表示だが、1/10秒と1/100秒の計測はアナログ針による表示。1/100秒の計測では、針が高速に回転する様子が楽しめる。
デザイン面では、バイクのメーター、レーシングマインドをイメージ。1/10秒と1/100秒(12時位置)、1/1秒(10時位置)を別体パーツで囲んで立体感を持たせつつ、視認性を確保。ハードでボリュームあるケースは、エッジを立たせたラインによってスポーティさを演出した。また、楕円のプッシュボタンをケースに対して斜めに装着し、操作性を高めている。
ラインナップと税別価格は、ケースとバンドの素材がステンレスの「JW0121-51E」が74,000円、一部有色めっきのステンレスケースとステンレスバンドの「JW0126-58E」が77,000円、有色めっきのステンレスケースとカーフバンドの「JW0127-04E」が74,000円。
共通の仕様として、文字板カラーがブラック、風防がサファイアガラス(無反射コーティング)、ケース径が44.7mm、厚さが14.3mm、防水性能が20気圧。
ムーブメントには、シチズンのクロノグラフとして最高峰の「キャリバー U700」を採用。光発電エコ・ドライブ、43都市+UTCのワールドタイム(デュアルタイムあり)、サマータイム対応、パーペチュアルカレンダーといった機能を持つ。