フジテレビジョン(フジテレビ)と、オンライン動画サービス「Hulu」を運営する HJ ホールディングス合同会社はこのほど、それぞれの動画配信サービスにおいて、相互にコンテンツを調達・提供することに合意した。各サービスで配信を順次開始している。

(左上から)『PSYCHO-PASS サイコパス』(C)サイコパス製作委員会 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(C)ANOHANA PROJECT 『図書館戦争』(C)有川浩/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス /図書館戦争製作委員会 (左下から)『のだめカンタービレ』(C)二ノ宮知子・講談社/のだめカンタービレ製作委員会 『残響のテロル』(C)残響のテロル製作委員会 『坂道のアポロン』(C)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会

今回、Huluで配信が予定されているフジテレビのコンテンツは、「PSYCHO-PASS サイコパス」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「図書館戦争」「のだめカンタービレ」など、過去に同局の“ノイタミナ”枠で放送されたアニメ20作品。 一方、フジテレビオンデマンドは、Huluで配信されている海外ドラマの一部の視聴が可能になる。具体的に配信が予定されているのは、「ウォーキング・デッド」「ダ・ヴィンチと禁断の謎」「ザ・ブリッジ~国境に潜む闇」「マスケティアーズ/三銃士」の4作品となる。

フジテレビとの相互配信にあたって、Hulu・チーフ・コンテンツ・オフィサーの長澤一史氏は「Hulu に、在京6テレビ局のテレビコンテンツがいよいよ揃います。昨年より強化を図っている海外ドラマの国内最速配信や、今年4月より配信が始まったHuluのオリジナルコンテンツに加え、テレビ局コンテンツもさらに強化され、さらに充実することを大変嬉しく思います」と期待を語っている。

なお、「Hulu」は月額933円(税抜)で約2万本の映画・ドラマ・アニメが見放題となるオンライン動画配信サービス。「フジテレビオンデマンド」は、フジテレビの放送番組に加え、映画、アニメ、フジテレビアナウンサーのオリジナル動画、コミックなど幅広いジャンルの作品を提供する総合エンターテイメントサービス。月額300円、500円、1,000円、2,000円(すべて税抜)のコースを用意している。